小児近視抑制/
リジュセアミニ・オルソケラトロジー
小児近視抑制/
リジュセアミニ・オルソケラトロジー
近視は屈折異常の一種で、遠方から目に入ってきた光が網膜より手前で像を結び、物がぼやけて見える状態です。
一度進行すると、LASIKなどの手術を行わない限り度数を減らすことができません。だからこそ、近視が進まないよう予防することが大切です。もし近視が進む兆候が見られた場合、できるだけ進行を抑制するための治療を行います。
近視の原因は現在のところ解明はされていませんが、
遺伝的な要素と環境が関係すると考えられています。
近視の矯正には眼鏡やコンタクトレンズを用いて行われるのが一般的です。
当院で眼鏡やコンタクトレンズを作る場合は、目の病気や異常などをしっかりと検査し、
適切な処方をします。
近視の治療には、点眼薬を用いる方法と手術的方法があります。
点眼薬は近視が一時的な場合に用いられることがあります。
手術的方法の場合は、その安全性を十分に見極める必要がありますのでお気軽にご相談ください。
「リジュセアミニ」は小児期の近視の進行を軽減させることを目的に、アトロピンを0.025%に配合させた点眼薬です。近視の進行を平均30%軽減させる良好な点眼薬と言われております。
屈折・視力・眼位・眼軸検査が必要です。近視、乱視の状況により眼鏡処方が必要です。
検査時間は1時間程度です。
検査と医師の診察の結果、適応であれば1ヶ月分のリジュセアミニを処方いたします。
点眼薬の使用状況や副反応が出なかったか確認します。
視力検査と医師の診察を受けていただきます。問題がなければ、次回の2ヶ月後健診までのリジュセアミニを処方いたします。それ以降は3ヶ月ごとに受診していただきます。
| ①診察(検査含) | ②リジュセアミニ0.025% | 合計 | |
|---|---|---|---|
| 適応検査1 | 保険診療 | - | 保険診療の自己負担分 |
| 適応検査2 1か月お試し |
3,000円 | 1箱(30本)1か月分 4,500円 |
7,500円 |
| 2か月後検診 | 3,000円 | 2箱(60本)2か月分 9,000円 |
12,000円 |
| 3か月後検診 | 3,000円 | 3箱(90本)3か月分 13,500円 |
16,500円 |
| 適応検査1 | |
|---|---|
| ①診察(検査含) | 保険診療 |
| ②リジュセアミニ0.025% | - |
| 合計 | 保険診療の自己負担分 |
| 適応検査2 1か月お試し |
|
| ①診察(検査含) | 3,000円 |
| ②リジュセアミニ0.025% | 1箱(30本)1か月分 4,500円 |
| 合計 | 7,500円 |
| 2か月後検診 | |
| ①診察(検査含) | 3,000円 |
| ②リジュセアミニ0.025% | 2箱(60本)2か月分 9,000円 |
| 合計 | 12,000円 |
| 3か月後検診 | |
| ①診察(検査含) | 3,000円 |
| ②リジュセアミニ0.025% | 3箱(90本)3か月分 13,500円 |
| 合計 | 16,500円 |

特殊な形状の高酸素透過性ハードコンタクトレンズである「オルソケラトロジーレンズ」を就寝中に装用することで角膜の形状がやや変化し、起床時にレンズを外しても角膜の形状は維持されるため、日中を裸眼で過ごすことができます。
レンズの装用を中止すれば、一定の期間を経て元の屈折状態に戻ります。
「本格的にオルソケラトロジーの治療を開始する前に装用を試してみたい」
という方に、1週間お試しいただけるトライアルレンズをご用意しています。
物を見ようとする時に、片目は正面、もう片目が違う方向を向いてしまっている状態が斜視です。斜視は子どもの2%くらいにみられる病気です。
常に斜視が存在する場合(恒常性斜視)と、時々斜視の状態になる場合(間歇性斜視)とがあります。また、生まれた直後から斜視が明らかに存在する場合と、成長してから目立ってくる場合とがあります。
ただし、大人でも眠かったり酔っていたりすると目の位置がずれることがあります。お子さまも寝起きにちょっとずれる程度は問題ありません。




斜視の原因が遠視の場合には遠視矯正や点眼薬を使用します。
原因が遠視以外の場合は目の筋肉を調節する手術を行うことがあります。
角膜、水晶体、硝子体を通って、網膜の中心窩にピントが合った後に、その情報が視神経を通って脳に伝わります。弱視は、この視覚情報が伝わる経路のどこかに支障があるときに生じます。この原因は、視力の発達の感受性期に片目または両目に適切な視覚刺激を受け取ることができなかったために視力の発達が止まったり遅れたりすることによります。
例えば、生まれたときから3歳くらいまでの間に、片方の目のまぶたがさがったままだったり、黒目の中心の部分が濁っていたり、片方の目の位置がずれていたり、きちんと網膜にピントが合わない場合に起こります。
弱視は保護者の方が注意していても分からない場合がよくあります。
3歳児健診の視力検査を必ず受けるようにしましょう。
色覚異常とは、正常とされる他の大勢の人とは色が異なって見えてしまう・感じてしまう状態のことをいいます。そのため色の区別がつきにくい場合があり、日常生活に支障をきたしてしまう可能性があります。物を正常にみるためには、視力・視野・色覚の三つの機能が必要ですが、色覚異常とはこの三つの機能のうち、色覚に異常がある状態です。
色覚異常には、先天性である場合と緑内障などの病気に伴って起きる後天性のものとがあります。特に先天性の色覚異常は自覚しにくい場合が多いため、まずは検査を受けて色覚異常かどうかを知り正しく理解することが大切です。早期発見し、症状に合った生活上の対処を行うことで、安心安全な生活を営むことが可能です。
診療案内Medical